金利の支払い

ローンの際には必ず金利が伴います。お金の貸し借りにかかる値段で、特に高額の買い物の場合、負担も少なくないので慎重に検討しましょう。
ローン利用者が金利を支払うことで、貸し手は貸そうという気になります。金利は信用の度合いともいえ、市中金利は刻々と変化していきます。
金利の支払いについて、2通りあります。
a)固定金利
固定金利とは金利が固定された金利でローン契約を結ぶことです。
月々の返済額も変わらず安心して借りられます。一般に金利が低いときには固定金利、金利が高い時には変動金利で借りるのがよいとされています。
b)変動金利
変動金利とは市中の市場動向に応じて、見直されていく金利のことをいいます。
市中金利の変化に応じて返済額も変化していきます。一般に金利が低いときには固定金利、金利が高い時には変動金利で借りるのがよいとされています。
金利には利息制限法により、上限が設けられています。
10万円未満→20%
10万円以上~100万円未満→18%
100万円以上→15%
しかし、現状としてサラ金などでは、20%や25%という数字をよく見かけます。これは利息制限法では上限を超える利率を「無効」としているものの、「罰則」はなく、もし違反しても何の処罰もされないからです。
しかし、出資法においては、処罰のある金利の上限が定められています。
個人間→109・5%
貸金業者→29・2%
これに違反した場合には5年以下の懲役または、1000万円以下の罰金が課せられます。
ですから現状としては、利息制限法と出資法との間にグレーゾーンがあり、サラ金などでは、この間で金利をつけていることがあります。
サラ金などでは利息制限法が無効としている利率を超える20%や25%で貸していますが、貸金業規制法のみなし弁済規定があるからです。
適用されるためには次の条件が必要です。
・金銭消費貸借の利息契約に基づく支払いであること
・自己の意思に基づいた任意の支払いであること
・契約書を債務者に渡していること
・受け取り証書を債務者に交付していること
・債務者が明らかに利息として支払った場合であること
これらの条件を満たしていれば利息制限法の最高金利以上の利息でも許されます。ただ現状では罰則規定のある出資法の規制があるため、サラ金などでは出資法の最高利息以内にしています。
民法では一度した契約は解除できないのが原則ですが、クーリングオフは民法の原則に対して契約を撤回できる例外的な制度です。
クーリングオフができるのは次の条件の場合です。
・割賦販売であること
・割賦販売法に定められた指定商品であること
・訪問販売や仮設店舗、喫茶店など固定的店舗以外で行われた契約であること。
・クーリングオフが可能であると知らされた日から8日目以内であること。
また、前記の条件にあてはまっても次の条件の場合はクーリングオフができません。
・一部消費した場合
・消費者が代金の全額を支払った場合
・自動車および運搬車の場合
クーリングオフは消費者にとって非常に有利な制度となっています。訪問販売などでついつい買わされてしまった場合などはクーリングオフを考えてみるのも一つの手です。

ローンの返済

ローンはお金を借りることであり、必ず返済が伴います。返済方法は「毎月払い」「ボーナス払い」「分割払い」「リボルビング払い」があります。
a)毎月払い
毎月いくらローンに充てるか考えるのはローンを組む基本となってきます。最高でも20-25%内に抑えるのがよく、月収に合わせた無理のない返済額を自ら決定していきましょう。
b)ボーナス払い
会社員の場合、毎月の支払いに加え、ボーナス払いを併用すれば、毎月の負担を抑えることができます。ただ、ボーナスは企業の業績などに大きく左右されますので、あまり頼り過ぎないようにしましょう。
c)分割払い
クレジットカードなどの場合、商品購入の際、カード提示時に返済回数を告げることで分割して払うことができます。分割することで自分の計画にあった資金繰りをすることができます。
d)リボルビング払い
リボルビングとは直訳すれば「回転信用」で、毎月の利用額に関わらず毎月一定の金額を支払っていく決済方法です。
契約時にカード会社が利用者に与信限度額を与えます。利用者は毎月一定の金額を支払いさえすれば、与信限度額内で自由に買い物ができます。割増返済も可能です。
住宅ローンや自動車ローンの目的ローンなどで毎月払いでローンを返済する場合などに、返済タイプを選択します。
返済タイプには3種類あります。
a)元利均等返済
元利均等返済とは、毎月の返済額を一定にして返済していき、元金と利息の支払い割合が毎月変化していくものです。支払いの前半は、利息の支払い割合が多く、元金がなかなか減りません。後半になると元金の支払い割合が多くなります。返済金額が一定ですので、計画が立てやすいのがメリットです。
b)元利均等返済
元金均等返済とは、毎月の元金の返済額を一定にして、元金残高に伴い、利息を支払っていくものです。毎月の支払額は一定でなく、前半の支払い額が多くなり、後半少なくなります。
c)アドオン方式
アドオン方式とは回数ごとに決まった「アドオン率」を掛けて毎月の手数料を算出し、元金に上乗せする方法です。英語の「add on」からきた言葉です。
現在ではあまり見かけることはなくなっているようです。
多重債務者は審査にかかり新たに借りることができません。これは、業界間で消費者情報信用機関を作り、互いに情報交換しあっているからです。俗に「ブラックリスト」と呼ばれ、もし、あなたが一日でもクレジットの返済期間を遅らせたとしても、その履歴はブラックリストに残るということを覚えておいたほうがよいでしょう。

News